今からすぐできる!離職対策 (その3)職員の強みの見つけ方

前回は、今からできる!離職対策その2として、スタッフに理念が伝わる方法!という内容についてお伝えしました。

今回は、今からできる!離職対策その3として、各スタッフの強みの見つけ方!
についてお伝えしたいと思います。

まず、管理職の方に質問です。あなたは、各スタッフの強みを理解しているでしょうか?そしてその上でスタッフを配置しているでしょうか?もし、スタッフの強みを理解しないまま、スタッフを職場配置している場合、非常にもったいない。スタッフ配置は適材適所が超重要です。

管理職の仕事はこれが全てと言っても過言ではありません。どんなにすごいプレーヤーも環境が悪ければ、力を発揮できないからです。

例えば、高速で走れるフェラーリ。町中で配達車として使用したらどうでしょうか?
早く移動する事はできませんね。むしろ、細い道などは軽自動車やバイクのほうが効率的ですよね。

ですので、スタッフの強みを理解し、その上で、適材適所の配置を心がけましょう!

スタッフの強みの見つけ方

では、スタッフの強みの見つけ方についてお伝えします。それは、対象のスタッフの
強みを3人以上のスタッフに聞いてみる事です。

スタッフ本人の感じている強みこれって意外と宛になりませーん。強みを、自分で理解するって非常に難しいー。

自分が写っている鏡の姿と他人から見えている姿は違うのと同じ。理想と現実には
良い意味でも悪い意味でもギャップがございます。だからこそ、第三者の眼が大事な訳です。

また、各スタッフの強みの大きさは、周りの人が、その人の強みと感じている数の多さに比例するものともいえます。ですので、強みは一人称では、ありません。「私の強みは・・・」ではなく「あなたの強みは・・・」という声をたくさん聞く事が大事なんです。

強みを知るワークのやり方

ですので、スタッフ個人でいくら考えてもらっても強みはみつかりません。ですので、グループワークがおすすめです。下記のようなグループワーク10分程度でできますので試してみてください。

  • 数名のグループを作り、一人一人のメンバーに対してぞれぞれが感じている
    強みを伝える。
  • 可能であれば、その強みを感じた、場面やエピソードを入れる。
  • 同じ階層でグループを作らず、新人、中間管理職、経営層などを混ぜる
  • 定期的に実施する。
  • 各チーム毎に発表してもらう。新人研修などでは、他己紹介という感じにしても
    面白い。

そのような強みを知るワークをする事で、各スタッフの強みを探る作業が可能となり、スタッフの強みを見つけ、適材適所のスタッフ配置がしやすくなるでしょう。

次回は、今からすぐできる!離職対策(その4)離職予防に超重要!プラスワンの考え方についてお伝えしたいと思います。

介護ビジネス次の一手を具体化!すぐに行動できる!スポットコンサルティング
お申し込みはこちら

事例紹介が満載!すぐに使える医療・介護のお役立ちメールマガジン
「岩見俊哉の医療・介護経営塾」
登録はこちらから