24時間対応が困難な訪問看護ステーションが生き残る道とは?
緊急時訪問看護加算を算定している24時間対応型の訪問看護ステーションが多いのが現状ですが、24時間対応できる看護師が少ない事業所では、緊急時訪問看護加算の届け出ができず、24時間対応が困難な事業所もあります。
これから開設するのであれば24時間対応できる事業所をおすすめしますが、もし、24時間対応が困難な訪問看護ステーションを開設する場合に事業所が生き残る方法はあるでしょうか?生き残る方法は24時間以外の部分でとんがる事です。つまり、24時間以外の部分で強く専門性を打ち出す事です。
大前提として、緊急時訪問看護加算を算定していない事業所は、24時間対応困難ということで、訪問診療医やケアマネージャーからも選ばれる可能性が減少します。理由は、今後万が一利用者様の状態が悪くなった場合に担当事業所を変更しなければ行けない可能性があるということです。
利用者様も仮に体調が悪くなって24時間の対応が必要な場合に、ずっと慣れて来てもらっていた、看護師さんや事業所に来て欲しいはずです。ですので、24時間以外のところで、強みを創る事が大切です。SWOT分析などを用いて看護師や療法士とも話し合いながら事業所の強みを整理していくと良いでしょう。
例えば、精神科訪問看護の強化、神経難病のリハビリテーション、小児訪問看護、各都市の大型訪問看護ステーションと連携を取るなどの方法があります。
これらの手法を用いて、専門的に取り組んでいるという姿勢が分かることでケアマネージャーから選ばれる可能性が上がります。 24時間対応が困難な訪問看護ステーションを開設する場合に事業所が生き残る方法は24時間以外の部分でとんがる事です。これに付きます。ご自分の会社や事業所の強みの発掘、ブランディング、営業強化のサポートなど、もし、お悩みの点がありましたら、ぜひ一度ご相談ください、