訪問看護のリハビリテーションによる自転車移動時間は何分くらいが目安になるの?

訪問看護ステーションの移動手段で使用する方法で多いのは、自転車や自動車です。地方都市では自動車移動が多くなる傾向にありますが、首都圏では駐車場等も少なく、渋滞もない自転車での移動が効率的です。

自転車移動の場合に、各訪問先への移動時間は、何分くらいを目安に考えればよいのでしょうか?自転車の移動時間は15分以内が目安です。1日8時間勤務で60分の訪問を6件訪問、移動時間を15分で想定すると移動時間だけで、90分の移動時間となります。60分訪問✕6件=6時間と移動時間1.5時間で7.5時間となります。

ですので、1件あたりの移動時間が15分以上を超えてしまうと、勤務時間が8時間を超えてしまう可能性もあり、1日に回れる訪問件数も少なくなってしまいます。

また、移動時間が増えると、スタッフの疲労度も増す可能性があります。雨の日の運転やスリップする可能性も高いですし、真夏の暑い日は、熱中症になるリスクも高まります。

ですので、スタッフの予定を組む際は、1件あたりの移動時間は、15分以内を目安で考える事が大切です。また、自転車の時速はおおよそ15kmなので、15分で移動時間を組むとすると、移動できる距離は3、7kmです。自転車移動を考える場合は、事業所を中心に半径4km圏内でサービス提供できるエリアを組むとよいでしょう。

事業所の採算性やスタッフの疲労度も考えると、1件あたりの移動時間は、15分を目安にスタッフの1日の訪問スケジュールを立てていきましょう。

中々効率的に訪問予定が組めない、移動時間がかかり採算性がとれないなどでお困りの方、採算性を確保し、効率的にスケジュールを組む際のお手伝いは当社でも行っていますので、ぜひ一度ご相談ください。

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