【導入事例のご紹介】離職率が20%→5%に改善!

株式会社 茨城県中央食肉公社
徳永総務部長様

茨城県が誇るブランド牛である常陸牛や黒毛和牛、ジューシーで脂にうまみのあるブランド豚である美明豚などを扱い、健康で安全な職を守る茨城県中央食肉公社。

なぜ同社がMASTの「活きた研修」を導入したのか、そしてどのような変化が起きたのか、徳永総務部長にお話をお伺いしました。

依頼のきっかけは『インパクト』

——今回研修をご依頼いただいた理由は何だったのでしょうか?

徳永総務部長:元々、毎年管理者研修会などの研修会は行っていました。しかしずっと同じ講師の方だったためマンネリ化してきてしまったため、インパクトのある講習会を開きたいと考えたのがきっかけでした。
世代間ギャップを埋めるためにも年齢層が若めの方に研修をしていただきたいというところもあり、今回依頼しました。

——今回は管理職研修というご依頼でしたが、解決したい課題などがあったのでしょうか。

徳永総務部長:会社が始まって40年以上経ち、始まった当時からこの会社を盛り上げてきてくださった先輩たちがほぼ定年退職を迎えてしまったんです。
会社として過渡期を迎えているところなのですが、やはり上の人がいないと、管理職、部下両方ともにモチベーションが保ちにくいなと感じられるようになりました。また、部下とのコミュニケーションが難しくなってきているところも見受けられたので、その部分の意識づけを目的としてお願いをする流れとなりました。

——いくつかご検討されたりもしていたと思うのですが、当社をお選びいただいた決め手みたいなものがあればお伺いできればと思うのですが。

徳永総務部長:先生のプロフィールを見たときに、苦労していた体験が多く、メンタルヘルスに対しての経験も豊富だったというのを見たからですね。メンタル部分で教えていただけることが多いかなと思ったのが決め手でした。

「気持ちの入りやすい」講習会

—実施されてみてのご感想とかあればお願いできればと思います。

徳永総務部長:今回3回ほど講習を受けた中で感じたのは、講師の方が喋りっぱなしというわけではない、という点です。
要所要所でいろいろな課題などを職員に発表させ、職員からも自発的な意見を述べられていたため、講習会に気持ちが入りやすく、飽きなくてよいなと感じました。

午後の数時間だけではなく、もっと長く講習を受けられたらよかったなと思いました。
1日かけた講習などができたら良かったですね。
数時間だと、どうしても1項目あたりにかけられる時間が短くなってしまったので、もっと時間を取れば、先生のコミュニケーションやマネジメントなど、モチベーションやその部分を突っ込んだところができたのかなと思います。

——ありがとうございます。他に、こういうところを改善してほしいなどはありますか?

徳永総務部長:講習会をやった直後はみんなモチベーションが上がるのですけれども、なかなかそれが続かない点が課題ですね。やりっぱなし、ではなく、講習会後にも話し合いの機会が定期的に持てればなと思います。

——そうですね。その回だけでなく、半年など継続して関わらせていただくケースなどでは変化が大きいなと私も感じます。

課題は「モチベーションと自己啓発」

——講習を受けて、離職率に変化はありましたか?

徳永総務部長:昨年度は103名中8人離職していたのが、今年度は2名に改善しました。また、採用についても昨年度は3人だったのが今年は短大生6名の採用に成功しています。ハローワークや高校周りを頑張ってくれています。

他の部門とのコミュニケーションがないので、昔は旅行とかもあったので。そういうイベント的なものでコミュニケーションとれるといいなと。

——この後はどういった方向で研修を進めていきたい、などありますか。

徳永総務部長:やはりモチベーションと自己啓発の部分ですね、こういう風になりたいという自分なりの計画性が足りないところがあるので、そこを程度重点的に進められたらなと。
他の企業様もやはり皆さん若い方の離職率が高いですし、同じような悩みを抱えている所は多いのかなと思います。