訪問看護ステーションでは、訪問の件数が売上に直結するので、件数管理は非常に重要です。ただ、あまりに件数が多すぎてしまうと、移動時間や休憩時間が少なくなり、スタッフの疲労や不満にも繋がります。また移動時間などが短いと焦って、移動して事故に遭遇するなどの可能性もあります。

バッファとは「予備」の事です。カツカツに訪問件数をいれてしまうと、訪問時間や移動時間に無理がでてしまう、新規の方を受け入れできないなどの可能性もありますので、常にバッファを考えてスケジュールを組むことが大切です。

まず、バッファを設定する前に、スタッフ一人あたりの最大訪問件数(時間数)とその月の稼働日数を計算して、スタッフ一人あたりの、最大訪問できる数を把握する事が大切です。その上で、事業所全体で1ヶ月に訪問できる最大件数(時間数)を把握するようにしましょう。

例えば、うちの訪問看護ステーションでは1日の最大件数をリハ職員は6件、看護職員は5件で計算しています。だとすると、例えば常勤リハ職員2名、看護職員3名で稼働日数20日の場合、リハ:6件/日✕20日=120件✕2名=240件、看護5件/日✕20日=100件✕3名=300件で事業所全体では、最大で540件の訪問が可能な形になります。※この場合、管理者の訪問件数に変化をつけていません。

ここからバッファ(空き)を入れていきます。各スタッフあたり、1週間で2−3時間程度のバッファを創る事が大切です。この空き時間には書類業務を行ったり、会議の実施や新規で依頼が来た際の対応できる枠を準備しておきます。

このように最大訪問可能な数を把握する事で、事業所全体の訪問状況がわかり、更に各スタッフにバッファを設定することで、スタッフの気持ちにも余裕が生まれてきます。

ですので、備えあれば憂いなし、週2−3時間のバッファを設定することで、 スタッフに安心して働ける環境を提供していきましょう。

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