離職者を減らす真のメリットとは?(その2)利益が安定する

前回は、
「離職者を減らす真のメリットとは?」
という事で

「離職者が減れば求職者が増える」
という内容について
お伝えしました。

今回は、「離職者が減れば、
求職者が増える」(その2)

利益が安定する

という事に
についてお伝えしたいと
思います。

離職が起きた後に
必要なのは
次の採用です。

採用にかかるコストは
マイナビの2014年の
調査では、

中途採用の1人あたりの
採用コスト(採用単価)
39.2万円と
なっています。

つまり一人退職する
毎に39万円が必要
という事です。

39万円を12ヶ月で
割ると、

月あたり
約3万2千円の
コストがかかる訳です!

更に、人材紹介を
利用した場合、

紹介手数料は
理論年収の20%〜30%が
相場です。

2017年度の
厚生労働省の

介護従事者処遇状況等調査で
常勤・介護職員の
平均月額給与は
29万3450円。

紹介手数料を理論年収の
20%とすると

29万3450円×12ヶ月= 年収 352万1400円

352万1400円×20%=70万4,280円

一人採用に
約70万円が必要になると
いう事です。

月にすると
約5万8千円の
コストがかかる訳です。

それ以外に
採用後には、
新しいスタッフの
物品や研修費用などが

追加でかかります。

これだけの費用が
かかるとすると

せっかく売り上げが
上がったとしても
月あたりでは、大きな出費
になります。

この金額は
離職者が増えれば
増えるほど、

費用がかさみ
経営を圧迫します。

私も介護事業所を
運営していた際

2年目は、離職者が少なく、
大きな利益を
上げる事が出来ました。

しかし、3年目に
利益率を重視するあまり
職員からの不満が増え

年間で6名の
離職が出ました。

その際に、
採用にかかった
費用は、
なんと、
年間約300万円

銀行の追加融資を
受けなければ、
到底捻出するのは
難しい金額でした。

毎日、
資金繰りを考え
悩む日々が続き
体調を崩しました。

このような
採用費による
経営の圧迫は

経営者にも大きな
心理的な負担を
もたらします。

ですので、
離職を減らす事は

採用コストや
人件費を抑える事に
繋がるので、
利益が安定する訳です。

そして経営者の
心の健康にも繋がります。

介護事業は人材が
経営の肝です。

ぜひ離職を減らす
取り組みを
していきましょう。

次回は、
離職者を減らす真のメリット
(その3)離職者が減ると
未来が見える!

についてお伝えしたいと
思います。

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