スタッフと経営者のすれ違い 「売上」編

スタッフと経営者のすれ違い・・・「売上」に対する感覚はスタッフと経営者では大きく異なる事が多いです。それは「スタッフ」と「経営者」では注目している視点が全く違うからです。

「スタッフ」は事業所の売上が増えて、利用者様が増えて、忙しくなってくると、「私は、どこまで 働かなければいけないのか・・・」と不安になってきます。「経営者」は利用者や事業所の売上が増えることに喜び、「現在の人員でどこまで売上を上げる事ができるか」と考えます。

つまり視点が全く違うわけです。経営者は、人生をかけてビジネスをしています。多少の無理をしてでも売上を上げたいと考えます。しかし、スタッフは、忙しくなって、体を酷使してまで働きたいというスタッフ少ないはずです。

経営者が数字を上げるばかりに仕事を増やしすぎれば、スタッフから不満がでます。ですので、会社のコアなスタッフに会社としてどの程度の数字が損益分岐点なのか?きちんと伝えて、その上で、どの程度までなら、スタッフがこなす事ができるのか調整する事が必要なわけです。

経営者とスタッフの目的地が揃わないまま、事業を始めてたら、目的地のないドライブに出かけるようなものです。目的地が見えないまま経営者が前に進めば進むほどスタッフは不安になるわけです。

ですので、スタッフと経営者が事業が進む前に目的地を話し合うその作業を忘れないでください。