訪問看護ステーションの開設時の営業活動。いつ頃から始めるのが良いのか?

訪問看護ステーション開設時の営業活動、挨拶周り。開始のタイミングですが、いつ頃からが良いのでしょうか?疲れずに、程よく周れる事を考慮すると、挨拶回り開始のタイミングは、開設の1ヶ月前です。

最低、開設前に1事業所に対して、3回は営業したいものです。その理由は1回で新規の依頼をもらえる確率が低いからです。ですので、1回ではなく、3回(スリーステップ)で依頼をもらう事を心がけます。1回目の営業はご自身の名前、所属している事業所を覚えてもらう、2回目は、相手の悩みや問題点を聞き出してくる。3回目は相手の悩みや、問題点の解決策を一つ提示してみることです。

もし、仮に、地域のケアマネージャーさんの事業所50事業所をターゲットに入れて、営業すると仮定すると、3回営業するには150回の営業が必要になります。ですので、仮に、午前5件、午後5件の営業を行ったとすると、1日10件です。10件✕1ヶ月(20日間)で200回の挨拶周りが実施できる事になります。

1日10件訪問できれば、50のケアマネージャーの事業所に対して3回時間を取って周ることができます。その他にも、挨拶周り先は、ケアマネージャーの事業所だけでなく、近隣の基幹病院、クリニック、市役所なども周っておきたいので、開設当初は、1日10件以上は挨拶周りしましょう。自身の事業所の半径5−6kmの範囲がまずは営業の目安になります。万が一ご依頼の話があっても、事業所番号が取れるまでは、具体的に依頼をお受けするのは、少し待って頂くようにしましょう。

また、土日や平日夕方の時間関しては、近隣の事業者や行政の主催する勉強会や福祉関連のイベントなども行われやすいので、積極的に参加する事を心がけましょう。参加者の中には、近隣の医師、看護師、ケアマネージャー、介護スタッフなどが参加している場合もありますので、繋がることができるチャンスです。ぜひ、お声をかけて、名刺交換をして営業活動も視野に入れて会に参加していきましょう。

ですので、営業活動の開始時期は開設前の約1ヶ月前から開始するようにしてください。 効果的な営業方法についてはぜひ一度ご相談ください。

問い合わせ・個別相談会のお申込みはこちら