訪問看護ステーションの開設当初の依頼はどう受ける?
訪問看護ステーション開設時にケアマネージャーからの新規依頼は、曜日や時間が指定されている案件やご家族や本人のご要望が多いケースなど、難しい依頼が来ることが多いです。
多少難しいケースでも、開設当初の依頼は、なるべく受けるようにしましょう。最初はとにかく実績を積む事が大切です。ケアマネージャーに事業所としての、特徴や対応を知ってもらうためにも受けるようにするのが大切です。
多くのケアマネージャーは、自身のごひいきの訪問看護ステーションをいくつか持っている事が多いです。ただ、ごひいきの訪問看護ステーションになるくらいですので、その訪問看護ステーションはスケジュールが埋まっている事が多いわけです。ですので、色々、条件が多い場合は断わられる事が多いので、新設の事業所などに依頼が来るわけです。
多少の困難事例でも、誠心誠意を持って、関わって行くことが大切です。最初は少し頻繁でも良いので、ケアマネージャーと密に連絡を取りながら進めていきましょう。
多数ある事業所の中から、ケアマネジャーが、選んで連絡をしてくれたわけです。信頼関係を築くためにも、密にコミュニケーションを取ることが大切です。心理学で言われるザイオンス効果にもあるように、少しでも相手が良い印象を持っていれば、頻度を増やしてコミュニケーションを取ることで、相手もより良い印象を持ってくれる可能性が高いわけです。
このようにして、ケアマネージャーから依頼を受けた案件に対して、誠実に対応し、実績を残すことで、ケアマネージャーからの信頼が高まります。それにより次の依頼を頂く可能性も高まります。
またケアマネージャーが複数いる事業所では、担当のケアマネージャーから他のケアマネージャーに自身の訪問看護事業所を推薦してくれる可能性もあるわけです。 ですので、開設当初の新規依頼は可能な限り受けて、なるべく早期に実績を創るようにしていきましょう。